- 2008-11-07 (金) 2:39

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2008-10-25に「小林章の欧文タイプ・セミナー 2008」に行ってきました。
「欧文書体」「欧文書体2」の著者であり、ヒラギノの欧文やAXISフォントの欧文の作者である小林章氏のセミナーが大阪でありました。
畑違いではありますが、非常に有意義なセミナーでした。
以下、印象深かったところをメモ代わりに残しておきます。
文字の「M」は横幅が広く、「E」「S」は狭い。これが古典的なローマ字。
- 古典的ということはそれだけで格調ある雰囲気を出せる
- 「Trajan」がローマの碑文を元に作ってある。ローマの碑文が源流みたいな感じ。
- そのあとに「Garamondがそれを受け継いだ感じ
- 「Times New Roman」や「Century OldStyle」までくるとインダストリアルな感覚がする

タイプデザイナーは単語デザイナーである
- よみやすく、雰囲気のある文章・単語にするために調整を行っている
白と黒のバランスを意識することが上達の近道
黒い部分で形を視認するのだが、逆に白の部分で認識させることも重要。橘流の寄席文字はほぼ真っ黒。白い部分で形が見えてくる。
- フィンランドの切り絵
- 橘流の書体
欧文フォントのバランスはカーニングだけじゃなくって、「O」や「n」の真ん中の空き具合(懐?)による
- 和文書体だと正方形なのでギッチギチにカーニングしたりするけれど、そういうことはしない
これから残るフォントは「Meta」と「The Sans」
以下の2つ。「欧文書体2」にも載っけてる。
和欧混殖の場合は欧文フォントを使う
- 和文にも従属欧文が入っているが、欧文には欧文フォントを使ったほうがきれい
- 従属欧文は「x軸」「y座標」など記号として用いるのが望ましい。
サイン(標識)なんかは字間が広いくらいがちょうどいい
- 飛行場や駅の案内なんかは、どの角度からも読みやすくするために字間をとるようにする
- 長体かけて、ギチギチにカーニングなんかはもってのほか
和文フォントと欧文フォントの違いは、字間
- 和文は正方形なので、それと釣り合うように字間をあけている
- 欧文はプロポーショナルなので、和文よりかは詰まる
これだけはやめて!
- ピリオドのあとの全角スペース
- 「fi」「fl」などは合字を使おう
- リバー(リザード)にならないように気をつける
- 単語と単語の間が河のようにつながらないように。
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